以前私が勤めていた福祉施設で、障害者が働く為の支援をしていました。
なかなか就職先が見つからない為に、事業所の一室でお菓子箱やハーネスの組み立て等の内職をしていたこともあります。
このような仕事では障害者達が望む給料額には程遠く、仕事を辞めてしまうような方もいました。
私たちスタッフはこのような状況を打開するために何度もミーティングをして、飲食店を始めることにしました。
初めての飲食店はコンセプトや店舗デザイン、更にメニューや営業を自分たちで考えるのではなく、それらが出来あがっているフランチャイズをしてはどうかと言う意見があり、事業所が大学に近かったので丼店をすることになりました。
1店舗目を何とか順調に開店出来たのですが、まだ働きたいと言う障害者が多く、売上も順調だったために1店舗目の開店から2年経過した時に2店舗目の検討を始めました。出店場所をいろいろ探していると、若いスタッフが近くの大型スーパーのフードコートのたこ焼き店が年度末で閉店するという掲示があったので出店が出来るか聞いてもいいでしょうか、と言う提案がありました。
製氷機 買取の情報探しをお手伝い致します。
フランチャイズチェーンの本部に聞いたところ、フードコートの出店はチェーンを多くの方に周知することになるので是非やってほしいとのことでした。ただ本部でフードコートに出店したことが無いので、店舗デザインは既存のものが無く、派遣するスタッフと相談して決めてほしいとのことでした。
早速大型スーパーに出店の要望を出したところ、他に希望する業者はなく、障害者の支援になるのでと言うことで出店させてもらえることになりました。
これを受けて私達は資金をなんとか用意し、店舗デザインを専門にする業者に連絡して打合せを始めました。
フードコートの広さ、厨房の必要機材、販売商品等打合せをし、1週間ほどで店舗デザインの第1案が出来てきました。それをフランチャイズ本部スタッフを検討し、店舗デザインの修正を幾つかしてもらい、第2案として出来た店舗デザインを本部に送りました。
幾つか修正がありましたがすぐに決裁され、1か月の工事の後に無事開店することができました。
施工はフードコートの店舗デザインの経験のある業者だったので、大型スーパーとの調整もほぼ問題なく済ませることができ、5人の障害者が働く場を作ることができました。

